日本泳法

日本泳法とは?

日本泳法とは、主に江戸時代に誕生した日本古来の泳ぎ方のことです。海に囲まれ急流が多い日本では物を運ぶ・浮く・長距離を泳ぐ必要性から、武術の一つとして日本独自の泳ぎ方が全国各地で発達しました。13流派が公認されていて、葉山では水府流水術を継承しています。

 日本泳法の泳ぎ

美しさを重視した泳ぎ、急流から抜け出す泳ぎ、堀を敵に気づかれずに潜って渡る泳ぎなど、目的に応じた様々な泳ぎ方があります。もともと武士が甲冑(かっちゅう)をつけても泳ぎやすいようになっているため、装備をつけた兵士向けの泳ぎとしてCombat Side Stroke”という名で米海軍が取り入れているものもあります。

日本泳法紹介映像

遠泳と日本泳法と葉山

葉山部門のルーツである葉山水泳部は1902年に創部されましたが、この頃はまだみなさんがよく知るクロール、バタフライ、平泳ぎ、背泳ぎの「洋式4種」はおろか、プールすらまだ日本に伝わってきていませんでした。従って当時の葉山水泳部にとって「水泳=日本泳法による海での遠泳」だったのです。日本泳法自体も長距離を泳ぐことが想定されていて、疲れにくく、遠泳に適しているという特徴がありました。

このように遠泳と日本泳法は切っても切れない関係にあります。洋式泳法が伝わって以降は葉山部門にも洋式泳法が取り入れられ、遠泳も主にクロールで行われるようになりました。しかし古くから日本泳法による遠泳を行ってきた伝統として、今も日本泳法を継承しているのです。

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